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「平成29年度 病害虫発生予報第10号」の発表

2018年02月15日

農林水産省は、平成29年度病害虫発生予報第10号を発表。
向こう1カ月の主要な病害虫の発生予察情報は以下のとおり。


●水稲では、種子伝染性病害の発生を抑制するため、種子消毒を適切に実施し、健全な苗の育成に努めることとする。
●野菜では、いちごのハダニ類の発生が一部の地域で多くなると予想されているので、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施する。病害では、いちご及びトマトの灰色かび病の発生が一部の地域で多くなると予想されているので、換気等により施設内の湿度低下に努めるようにする。
●果樹では、翌春の病害虫防除を効率的かつ効果的に実施するため、病害虫の越冬量を低下させ、翌春の病害虫の発生を抑制することが重要となる。病菌対策として、被害落葉や罹病部の除去を実施する。また、害虫対策として、ハダニ類及びカイガラムシ類の発生が多かった園地では、粗皮削りやマシン油散布による防除を実施する。


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