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米に関するマンスリーレポート(平成29年11月号)の公表

2017年11月10日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成29年11月号)」について取りまとめ


●主食用作付見込面積は137万ha(前年産差▲1.1万ha)の見込み
●10a当たり予想収量は534kg(前年産差▲10kg)の見込み

●平成28/29年(平成28年7月から平成29年6月までの1年間)の需要実績(速報値)は、755万tと平成27/28年(766万t)から▲11万tの減少となった。
●平成29年6月末民間在庫量は、5年ぶりに200万tを下回る199万tとなった。
●事前契約数量は、3年続けて増加、平成29年産米では、前年産に比べ9万t多い134万tという水準。

●平成28年産米の平成29年9月の全銘柄平均価格は、前年産の同時期と比べ+1,184円/60kg。
●平成28年産米と平成29年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成28年産の価格が16,000円以上の銘柄は+641円、13,000円未満の銘柄では+1,721円。
●産地銘柄ごとでは、「茨城県産あきたこまち」が最も上昇しており、次いで、「千葉県産ふさこがね」、「千葉県産ふさおとめ」という状況。

●米の先物取引価格(11月2日)は、先月(10月2日)に比べ終値で、 東京コメが+20円/60kg(3月限)~+400円/60kg(11月限)、大阪コメが+110円/60kg(11月限)~+610円/60kg(12、1、2月限)、新潟コシが+80円/60kg(2月限)~+290円/60kg(12月限)。

●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成29年10月分)によると、主食用米の需給動向は、前月に比べ現状判断は+4ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+3ポイント。
●米価水準は、前月に比べ現状判断は+8ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は▲3ポイント。

●平成29年産米の作付面積は、主食用米が137.0万ha、主食用米以外が約23万ha。主食用米以外の取組は、新規需要米14.3万ha、加工用米5.2万ha、備蓄米3.5万ha。

●水田活用の直接支払交付金の支払対象者数は、支払対象者数は45万7千件で、平成27年度の支払実績と比べて2万1千件減少。支払面積は、戦略作物全体では57万8千haと、平成27年度に比べて2万4千ha増加。


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