米に関するマンスリーレポート(平成29年9月号)の公表
2017年09月06日
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成29年9月号)」について取りまとめた。
今月の特集として、「農業法人等におけるコメの直接販売の状況」を掲載。
●平成29年産水稲の8月15日現在における作柄概況は、早場地帯の作柄は「平年並み」又は「やや良」、遅場地帯の生育は「平年並み」又は「やや良」の見込み。
●平成29年7月末現在の平成28年産米の集荷数量(うるち米、累計)は、307万t。
契約数量は、前年同月と比較して▲5万tの294万t。契約比率は96%。
販売数量は、前年同月と比較して±0万tの233万t。販売比率は76%。
●平成29年7月末の出荷及び販売段階における在庫は、対前年同月▲6万tの108万tとなっている。
●平成28年産米の平成29年7月の全銘柄平均価格は、前年産の同時期と比べ+1,260円/60kg。
●平成27年産米と平成28年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成27年産の価格が13,000円以上の銘柄は+629円、11,000円未満の銘柄では+2,259円。
●産地銘柄ごとでは、「福島県産天のつぶ」が最も上昇しており、次いで、「福島県産ひとめぼれ」、「福島県産コシヒカリ(浜通り)」という状況
●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成29年8月分)によると、主食用米の需給動向は、前月に比べ現状判断は▲1ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+1ポイント。
●米価水準は、前月に比べ現状判断は+2ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+10ポイント。
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