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米に関するマンスリーレポート(平成29年2月号)の公表

2017年02月09日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成29年2月号)」について取りまとめた。


●今月の特集① 業務用向け販売量について
・北海道、東北など主産地の米が上位を占めており、とりわけ「山形はえぬき」、「宮城ひとめぼれ」、「栃木コシヒカリ」の3銘柄で業務用向け販売量全体の約25%を占めている。
・業務用向けに販売された産地品種銘柄ごとに、平成27年産米の相対取引価格(年産平均)を用いて、価格帯別の販売量をみると、15,000円/60kg以上の高価格帯銘柄も販売されているが、13,000円/60kg未満の銘柄が約8割販売されており、低価格帯での取引が大半を占めている。


●事前契約数量は、2年続けて増加、平成28年産米では、前年産に比べ10.8万t多い127万tという水準。
●平成28年12月末の出荷及び販売段階における在庫は、対前年同月▲8万tの328万tとなっている。
●平成28年産米の平成28年12月の全銘柄平均価格は、前年産の同時期と比べ+1,070円/60kg。

●平成27年産米と平成28年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成27年産の価格が13,000円以上の銘柄は+693円、11,000円未満の銘柄では+2,452円。
●産地銘柄ごとでは、「福島県産天のつぶ」が最も上昇しており、次いで、「福島県産コシヒカリ(浜通り)」、「栃木県産あさひの夢」という状況。

●平成28年産米の作付面積は、主食用米が138.1万ha、主食用米以外が約23万ha。
●主食用米以外の取組は、新規需要米13.9万ha、加工用米5.1万ha、備蓄米4.0万ha。


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