米に関するマンスリーレポート(平成28年12月号)の公表
2016年12月09日
農林水産省は、米に関するマンスリーレポート(平成28年12月号)を公表した。
●平成27/28年(平成27年7月から平成28年6月までの1年間)の主食用米等の需要実績(確定値)は、766万t。
● 「平成28/29年の主食用米等の需給見通し」については以下のとおり。
・平成28年6月末民間在庫量(実績)204万t
・平成28年産主食用米等生産量(実績)750万t
・平成28/29年主食用米等需要量(見通し)754万t
・平成29年6月末民間在庫量(見通し)200万t
●全国の生産数量目標の枠内で生産された米穀のうち加工原材料用向けに販売された数量は、集出荷業者からの聞き取りによれば、約13万t。また、加工用米の生産量は、約27万t。
●平成28年10月末の出荷及び販売段階における在庫は、対前年同月▲6万tの314万t。
●平成28年産米の平成28年10月の全銘柄平均価格は、前年産の同時期と比べ+1,191円/60kg。
●平成27年産米と28年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、27年産の価格が13,000円以上の銘柄は+289円、11,000円未満の銘柄では+1,281円。産地銘柄ごとでは、「山形県産ひとめぼれ」が最も上昇しており、次いで、「千葉県産ふさおとめ」、「福島県産天のつぶ」という状況。
●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成28年11月分)によると、主食用米の需給動向は、前月に比べ現状判断は▲7ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は▲5ポイント。
●米価水準は、前月に比べ現状判断は▲1ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は▲7ポイント。
●平成28年産米の作付面積は、主食用米が138.1万ha、主食用米以外が約23万ha。主食用米以外の取組は、新規需要米13.9万ha、加工用米5.1万ha、備蓄米4.0万ha。
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