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米に関するマンスリーレポート(平成28年6月号)の公表

2016年06月09日

農林水産省は、米に関するマンスリーレポート(平成28年6月号)を公表した。


●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成28年5月分)によると、主食用米の需給動向は、前月に比べ現状判断は+2ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は▲1ポイント。「締まっている、締まる」との見方は継続。
●米価水準は、現状判断は+1ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+2ポイントと上昇し、「米価水準が高くなる」との見方が高まった。
●主食用米等の需要量は、近年のトレンドとして、毎年概ね8万t減少。
●平成27/28年及び平成28/29年の需要見通しについて、平成8/9年から平成26/27年までの需要実績を用いてトレンドで算出すると、平成27/28年は771万t、平成28/29年は762万tの見通し。
●平成26年産米と平成27年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成26年産の価格が13,000円以上の銘柄は+754円、11,000円未満の銘柄では+1,730円。
●産地銘柄ごとでは、「群馬あさひの夢」が最も上昇しており、次いで、「岩手いわてっこ」、「秋田めんこいな」という状況。


○「米に関するマンスリーレポート」
米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表することによって、需給動向を適切に反映した米取引に資することを目的としている。


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