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米に関するマンスリーレポート(平成28年5月号)の公表について

2016年05月11日

農林水産省は、米に関するマンスリーレポート(平成28年5月号)を公表した。


●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成28年4月分)によると、主食用米の需給動向は、前月に比べ現状判断は+7ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+11ポイントと上昇し、「締まっている、締まる」との見方が高まった。
●米価水準は、現状判断は+8ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+6ポイントと上昇し、「米価水準が高くなる」との見方が高まった。
●主食用米等の需要量は、近年のトレンドとして、毎年概ね8万トン減少。
●平成27/28年及び平成28/29年の需要見通しについて、平成8/9年から平成26/27年までの需要実績を用いてトレンドで算出すると、平成27/28年は771万t、平成28/29年は762万tの見通し。
●平成28年3月末現在の平成27年産米の集荷状況は、主食用米の生産量が前年産より44万t減少したこと等から、前年産の同時期より▲37万tの305万t。
●契約数量は、事前契約が前年より多く結ばれたこと及び平成27年産米の需給状況を反映し、前年産の同時期の契約比率に比べ+10%の264万t。
●販売数量は、前年産の同時期の販売比率に比べ+2%の133万t。


○「米に関するマンスリーレポート」
米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表することによって、需給動向を適切に反映した米取引に資することを目的としている。


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