農林水産省では、これまで「農林水産省知的財産戦略」を策定し、同戦略に基づき知的財産に関する施策を推進してきたが、近年、農林水産業・食品産業のグローバル化に伴い、海外市場における模倣品等への対応が求められるようになっているほか、知的財産の効果的な活用についても、地理的表示保護制度を踏まえた対応が必要になっている。

これまでの戦略は平成２６年度までを念頭に置いたものであることから、こうした状況の変化に対応し、今後も、知的財産に関する施策を強力に推進するため、外部有識者からなる「農林水産省知的財産戦略検討会」を設置し、幅広い観点から現行の取組を検証するとともに総合的な検討を行い、新たな戦略「農林水産省知的財産戦略２０２０」を策定した。

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