GPEC2014施設園芸・植物工場展が開催
2014年07月29日
GPEC2014施設園芸・植物工場展が7月23~25日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。2年ごとの開催で、施設園芸の最新の技術が出展され、38,000人が来場した。
今年2月の大雪で倒壊の被害が大きかったハウス(園芸洋施設)だが、アーチパイプを二重にすることで構造を強化したハウスが注目を集めた。また、燃油の高騰により急がれる省エネ対策には、被覆資材を二重にする、資材自体を多層構造にして断熱性を高める等の新しい技術や資材等の提案がされていた。
また、植物工場やハウスの生産管理、栽培管理等へITを利用した技術が公開された。各プレゼンには多くの人が集まり、農業へのIT利用への期待の大きさがうかがえた。
例年どおり、講演やセミナー、出展者によるプレゼンテーションは盛況だった。また専門家が相談に乗る生産者相談コーナーも設けられ、会場はたいへんにぎわった。(みんなの農業広場事務局)