書籍紹介 酪農絵本「おかあさん牛からのおくりもの」
2014年05月08日
ふだん飲んでいる牛乳、大好きなハンバーグの牛肉は、どうやって食卓まで届いているの? どんな人が、どんな気持ちで牛を育てているの? なかなかわからない酪農や畜産のことを、わかりやすく解説した絵本です。
酪農・乳業の現場を長く取材してきたフリー編集者の松岩達(まついわ・とおる)さんと、酪農ヘルパーとして作品を制作する画家・版画家の冨田美穂さんが、「酪農のこと、牧場のこと、牛のことを、もっと知ってほしい」という思いを込めてつくりました。
子牛が生まれ、乳牛として乳を出し、解体加工場で食肉や皮製品などになるまでをていねいに追い、どこからどうやって私たちの暮らしに届けられるのかを、富田さんのやさしいタッチの絵で語りかけます。親子で楽しんでいただきたい絵本です。(みんなの農業広場事務局)
「おかあさん牛からのおくりもの」
松岩達 文、富田美穂 絵
AB判、34ページ、オールカラー
定価1700円+税
北海道新聞社出版センター 発行