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観賞切り花用ヒマワリとして世界初のべと病抵抗性品種を開発

2014年02月03日

サカタのタネは、観賞切り花用ヒマワリとしては世界初となる、べと病抵抗性品種を開発し、今年から産地実証試験を開始する。

ヒマワリがべと病に罹ると、葉に黄緑色の病斑を生じ、症状がひどくなると株が萎縮し草丈がとれず、その結果、出荷ロスとなる。近年、主に欧州の観賞切り花用ヒマワリの産地において、べと病の被害が深刻化している。オランダのべと病による被害が深刻な圃場では、出荷ロスが50%以上に及ぶこともあり、現在徹底的な病害防除が行われており、それにかかる生産コストは大変大きくなっている。このたびサカタのタネが観賞切り花用ヒマワリとして世界で初めて開発したべと病抵抗性品種は、これらの問題を解決する画期的な新品種で、さらに栽培しやすく良質な切り花がとれる。今回の開発を受けて2014年から産地実証試験に着手し、将来的な販売開始に向けたさまざまなデータ収集などを行っていく予定となっている。


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