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関東管内の農地・農業水利施設等の被災と復旧の状況について(平成25年8月)

2013年09月24日

農地の災害復旧の状況

●平成23年6月15日時点で、被災した水田のほとんどの約7万4千haについて、作付けを行うことができた。残りの水田についても、平成24年の水稲の作期までに、作付けが行えるよう復旧工事を完了した。

●東日本大震災に伴う津波により関東農政局管内では茨城県(3市1村)、千葉県(3市3町)合わせて871haが浸水した。

●現地では、用水手当ができたところから、土地改良区、営農組合などが中心となり、平成23年度第1次補正予算で創設した除塩事業等を活用し除塩を進めた。平成23年産の作付けが可能となった面積は、769haとなり、残り102haは平成24年産の作付けに間に合うよう
実施した。


農業用施設等の災害復旧の状況

●関東農政局管内では、東京都、山梨県を除く全ての県で農業用施設に被害が発生し、4,874箇所で被害額が392億円、生活環境施設が139箇所で103億円となり、直近12年間分に相当する被害額となった。

●平成25年7月末時点での復旧状況は完了件数ベースで、農業用施設94.5%、災害関連生活環境施設98.7%となっており、残りは農業用排水路の復旧や他の公共土木災害復旧事業等と重複する部分が主だが、平成25年度中には全ての復旧工事が完了する予定となっている。


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