「平成21~23年度 国産穀類のかび毒含有実態調査」の結果
2013年01月25日
農林水産省は、「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」に基づき、国産穀類中のかび毒含有濃度の実態を調査している。
このほど平成21~23年産の小麦及び大麦に含まれるデオキシニバレノール及びそのアセチル体、ニバレノール及びそのアセチル体、ゼアラレノンと、平成20年産で約1年間貯蔵した後の米及び小麦に含まれるオクラトキシンAの調査をした。
その結果、3年間を通じて、デオキシニバレノール含有濃度の最大値は、小麦では0.54mg/kg、大麦では1.0mg/kg、ニバレノール含有濃度の最大値は、小麦では0.52mg/kg、大麦では0.55mg/kg、ゼアラレノン含有濃度の最大値は、小麦では0.13mg/kg、大麦では0.14mg/kgであった。米及び小麦のオクラトキシンA含有濃度は、全ての試料で定量限界(0.00017mg/kg)未満であった。
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