書籍紹介「このままでは直売所が農業をつぶす」みずほの村市場の挑戦2
2012年08月22日
直売所は農業者にとっての最高のステージであり、これを大切に守り発展に結び付けなくてはならない。ところが、直売所の目的が農業者のひとつの販売手段であることを忘れて販売のみに特化した直売所になってしまっていないか――8年前に筆者が「直売所が農村を変える」を書いて後の直売所の現状を振り返り、直売所とはこうあるべきだという問題提起をしているのが本書だ。
安売り競争と、それに伴う品質の低下が農業者の首を締め、直売所をつぶしてしまう。そうならないためにはどうすればよいのかを具体的にわかりやすく語っている。農業者が消費者と信頼関係で向き合えるような直売所を目指し、今の農業や直売所のあり方を見直す一助となる一冊だ。(みんなの農業広場事務局)
長谷川久夫 著(農業法人(株)みずほ代表)
B6版 112頁
定価 1000円(953円+税) 送料別
第1章 直売所が農業をつぶす?
第2章 みずほの今
第3章 東日本大震災から学んだこと
第4章 全国の直売所の改善点はここだ
第5章 直売所が農業を変える!
(有)ベネット 発行(直版のみ)
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