提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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目標収量300Kgを達成! 新潟クボタ大豆研究会が平成23年度総括検討会を開催

2012年03月28日

 大雪の中、今年も新潟クボタ主催の大豆研究会が県内2カ所(新潟市内会場200名、上越会場100名)で実施された。


 平成24年2月9日に開催された上越会場の総括検討会は、冒頭、(株)クボタ機械営業本部関東甲信越地区の山口地区長が、「(株)クボタが支援し、全国33カ所で展開する大豆300Aプロジェクトの中で、目標の300Kgを達成した地区が5カ所。そのうちの1カ所が当上越地区で、302Kgを達成した。また新潟県内で実施した他の2カ所も276Kg、274Kgと高い収量をあげた。これは、大豆研究会の実証事業に参加された生産者の皆様方の努力の賜であり、(株)クボタとしては、今後もこのような取り組みを全面的に支援してゆきたい」と挨拶。その後、新潟県上越地域振興局上越農業普及指導センター瀬高所長より来賓挨拶があった。
右 :大豆300A上越の圃場 


 会議は、まず新潟県農林水産部経営普及課 岩津副参事から、平成23年度の新潟県産大豆の作柄概況、ならびに新発田、長岡、上越地域の普及展示圃(大豆研究会実施圃場)の成績の発表があり、「県内の平均収量が153Kgと低位のなか、大豆研究会の方々の実証圃が高い収量をあげたことは、高く評価される。また、3地区が共通して取り組んで来たことは、
①排水対策や耕土深の確保、
②生育途中における土壌水分管理の徹底(畝間かん水等)による登熟向上対策等の実施、
③中耕培土や病害虫防除対策の実施であり、まさに大豆栽培の基本技術である」と評価した。


  
左 :(株)クボタ機械営業本部関東甲信越地区 山口地区長
右 :新潟県農林水産部経営普及課 岩津副参事 


  
左 :県内の取り組みを発表する新潟クボタ担当者
右 :熱心にメモをとる参加者


 この後、(株)クボタ機械営業本部(東日本)植木部長の司会進行のもと、井ノ口大豆生産組合の加藤組合長、作業担当の上野氏をパネラーに迎え、「クボタ大豆300Aプロジェクト成果と来年度に向けた課題」について、パネルディスカッションが行われた。(みんなの農業広場事務局)


  
左 :パネルディスカッション
右 :会場からも活発な意見が