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輸送中の果実の傷みを大幅に軽減できるイチゴ包装容器を開発

2011年09月07日

-穫れたての美味しさをそのままお届けします-


農研機構 九州沖縄農業研究センターと日本トーカンパッケージ(株)は、イチゴ等の軟弱果実の輸送中の傷みを大幅に軽減できる包装容器を開発した。合成樹脂製の容器の内側に伸縮性フィルムを接着し、伸縮性フィルムにより果実とホールトレーを挟み込むように固定し果実の動きを抑制することで、輸送中の果実の傷みを軽減する。宅配便を用いた長距離輸送試験において、従来の平詰め包装と比較して、イチゴの輸送時の傷みを大幅に軽減できることを確認した。包装容器は、市販の各種ホールトレーをそのまま用いることができ、これまでよりも簡易な段ボール包装、レターパック、手土産用パック等、様々な販売形態が可能になることから、今後、イチゴやオウトウ等の軟弱果実の新しい輸送手段として、利用拡大が期待される。


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