米の民間取引に関する緊急調査結果の公表
2010年12月03日
農林水産省は、「米の民間取引に関する緊急調査結果」について取りまとめた。この調査は、平成22年産の米価の状況を踏まえ、現在の米の民間取引の状況を把握し、米関連事業者の方々へ情報提供することを目的としている。
●調査結果の概要
(1)全農県本部及び県集荷組合に対する聴取調査
調査対象者:51事業者
調査時期:22年11月1~12日
調査結果:「米モデル対策により新たに交付金が交付されることを踏まえて概算金等を設定」と回答したところはなかった。
(2)JA・出荷業者・大規模農家に対する聴取調査
調査対象者:74事業者
調査時期:22年11月1日~12日
調査結果:調査対象の1割の事業者から「米モデル事業の交付金が交付されることを理由とした値引き要請があった」との回答があった。
(3)22年産米穀の卸・小売価格調査
調査対象者:238事業者
調査時期:22年11月8日~10日
調査結果:卸・小売価格は、22年産米相対取引基準価格等の引き下げに応じて、おおむね引き下げられている。
(4)届出事業者の在庫調査
調査対象者:1,083事業者
調査時期:22年10月末現在
調査結果:届出事業者全体の在庫水準は、昨年と同水準となっている。
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