全国畜産縦断いきいきネットワーク20年度大会 逆境に負けずパワフルに開催!
2008年07月04日
飼料等の高騰や国際化によって、畜産をめぐる情勢が厳しさを増す中、畜種を超えて「視野を広げたい」「情報収集がしたい」「仲間がほしい」「経営に役立てたい」と、畜産にかかわる女性が年に1回、全国から集った。
畜産にかかわる女性のネットワークである、「全国畜産縦断いきいきネットワーク」の20年度大会が、7月1日、虎ノ門パストラル(東京都港区)で開催され、全国から会員、関係者約100名が参加した。
那須真理子会長の「農業を守るのは私たち」という力強い宣言、20年度総会に続いて、有志による2分間スピーチ、作業着ファッションショー、会員が提供した牛乳やアイスクリーム・プリン・ケーキ等の加工品を囲んでの交流、と楽しい企画が続いた。
今年は、農林水産省の担当者との対話の時間がもたれ、「値上げの利益が生産者に還元されるようにしていただきたい」「「現状に合い、将来も畜産経営を続けていけるような施策をすすめてほしい」「男女共同参画では、男性側の意識改革こそ必要なのではないか」等々、たくさんの質問、要望が出され、担当者がたじたじとなる場面もあった。(みんなの農業広場事務局)