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環境保全型農業シンポジウム~微生物防除剤が、日本の「農」と「食」をもっとよくする~ 開催される

2008年02月29日

 日本微生物防除剤協議会が主催する上記シンポジウムが、2月22日(金)、600名余が参加して一ツ橋ホール(東京都千代田区)でおこなわれた。


 農産物に付加価値をつけたい、慣行農薬が効かなくなっている、などの理由で、微生物防除剤による防除に取り組む、あるいは関心を持っている農業者や地域が増えている。


 「各地の先進事例」には一番関心が集まった。栽培の基礎を重視した上で微生物殺菌剤、昆虫寄生菌、天敵の順にステップを踏んで導入する宮崎県、天敵から導入して産地全体で取り組む高知県、露地栽培での模索段階ながら、確実に効果を上げつつある長野県等の取り組み事例が報告された。

   


 パネルディスカッションでは、流通、消費分野のパネラーも加わって、「生産者にとっての環境保全型農業」「消費者にとっての食の安全・安心」について、意見が交わされた。(みんなの農業広場事務局)