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都心のビル屋上に、憩いの「屋上庭園」を訪ねる -コマツビル屋上庭園-

2007年08月02日

 幹線道路が交わり高速道路がその上を走る、東京都港区溜池交差点の角に、コマツビルが建っている。
 建設機械メーカーコマツ(株式会社小松製作所)の本社ビル。その屋上に、見事な庭園があり、週一回2時間、一般に開放されている。

 管理しているのは、コマツが支援する、財団法人日本花の会。桜庭園、デッキガーデン、スクエアガーデンの3庭園がある。


広いウッドデッキが特徴の「デッキガーデン」   


 一番古い桜庭園は昭和41年(1966年)の開設というから、年季が入っている。時節柄、桜は終わっているが、古木の趣だ。

 デッキガーデン(2001年開設)には見上げるほど木々が生い茂り、色とりどりの夏の花が美しい。都心や屋上の空気の暑苦しさは全くなく、涼やかな微風がぬけていく。回りのビルを目に入れなければ、地上にいる気分だ。屋上緑化の効果を実感できる。


 地盤は庭園毎に異なるが、山野草等がごく自然に植えられている、一番新しいスクエアガーデン(2003年開設)では、木材チップ舗装(コマツの木材リサイクル機械で破砕された木材チップを使用)が使われており、環境にも足にもやさしい。実際、ヒートアイランド現象の緩和や、下記の遮熱効果が見られるそうだ。


   ブロック状に成形された、木材チップ舗装「バスターボード」   

 梅雨空を見上げると、クロアゲハが舞い、どこからか鳥のさえずりが聞こえてきた。昆虫もいるという、都会のオアシス。あなたも訪れてみませんか。(みんなの農業広場事務局)


●財団法人日本花の会 ホームページ
〒107-8414 東京都港区赤坂2-3-6 コマツビル
TEL 03-3584-6531

●コマツビル屋上庭園はこちら