全国畜産縦断いきいきネットワーク平成19年度全国大会開催
2007年07月12日
7月4日、東京・港区の虎ノ門パストラルで「全国畜産縦断いきいきネットワーク」の平成19年度全国大会が開催され、全国から会員、関係者など約120人が参加した。
畜産に携わる全国の女性たちが畜種を越えて集まり、相互の交流と研鑽、消費者との交流等を通じて、より魅力ある畜産の実現を目指して設立されたネットワークで、今回が第3回目の大会となる。
第1部総会に続く第2部のイベントでは、会員による2分間スピーチに続いて寸劇が行われたが、参加者からは「WTOの問題など、難しくて私たちがうまく伝えられないことをとても分かりやすく表現してくれた」と、好評であった。
その後の分科会では、畜種を超えた活発な意見交換がなされたほか、ティータイムでは、会員手作りの商品であるアイスクリームやケーキなどが提供され、あちらこちらで談笑する場面が見られた。
「元気をもらえる」「刺激になる。自分たちの活動の参考にしていきたい」などの声がある一方、「女性が外に出ることは難しく、この場に来たくても来られない人がまだまだたくさんいる。もっと広く参加できる環境を望む」といった声も聞かれた。
新会長に就任した那須 真理子氏のあいさつで幕を閉じたが、畜産女性の持つパワーに終始圧倒された大会であった。(取材:みんなの農業広場事務局)