農研機構と宮崎大学は、農業害虫のコナジラミやアザミウマ等を食べる天敵昆虫タバコカスミカメに広く感染している共生細菌リケッチアが、感染したメスの子孫が多くなるような生殖への影響をタバコカスミカメに与えていることを明らかにした。 本成果は、リケッチアのような共生細菌の感染状況がタバコ … 全文を読む>>
提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
MENU
農研機構と宮崎大学は、農業害虫のコナジラミやアザミウマ等を食べる天敵昆虫タバコカスミカメに広く感染している共生細菌リケッチアが、感染したメスの子孫が多くなるような生殖への影響をタバコカスミカメに与えていることを明らかにした。 本成果は、リケッチアのような共生細菌の感染状況がタバコ … 全文を読む>>
農研機構は早生・多収で、秋播性(あきまきせい)の二条オオムギ新品種「こはく二条」(系統名:西海皮84号)を育成した。 本品種は冬の間に幼穂(ようすい)や茎の生育が過度に進まない一方で、成熟期は春播性(はるまきせい)の二条オオムギ品種と同程度の早生であるため、関東以西の平坦地だけで … 全文を読む>>
2024年10月 7日
■はじめに 平均気温の上昇による農業気象災害の被害は増加しており、農作物の収量等に影響を及ぼす集中豪雨や台風の規模も大きくなっている。その原因の一つである温室効果ガス(以下、GHG)の中でも特に一酸化二窒素(N2O)の温室効果は、IPCC … 全文を読む>>
国際農研は、タイ農業協同組合省畜産振興局(DLD)、農研機構、宮崎大学、沖縄県と共同で、アジア向けの暖地型イネ科牧草ウロクロア属品種「イサーン」を育成した。「イサーン」は日本では2021年8月に、タイ王国では2024年7月に品種登録された。 「イサーン」は、既存品種より多収 (乾 … 全文を読む>>
2024年9月27日
農研機構は、「ウメ新品種『和郷』と『麗和』標準作業手順書」をホームページに掲載した。 近年、開花期の天候不順の影響でウメの生産量が少なくなる年が増えているが、原因の一つに、自家不和合性品種が安定して結実しないことが考えられている。結実するために受粉樹が必要な自家不和合性品種は、受 … 全文を読む>>
カーネーションなどの一部の切り花では、花弁の老化を早めることが知られているエチレンの働きを阻害する薬剤の処理により日持ちを延ばすことができる。一方、ユリやチューリップなどの切り花はエチレンの影響を受けにくく、エチレンの働きを阻害しても日持ちを延ばすことができない。 農研機構では、 … 全文を読む>>
農研機構、千葉大学、青森県産業技術センターは共同で、大規模な遺伝解析と遺伝子発現解析により、リンゴ果実のみつ入りに関わる有力な原因遺伝子候補を絞り込み、みつの入りやすい個体を予測できるDNAマーカーを開発した。 本成果は、今後、みつの入りやすい品種やみつの入らない品種を幼苗段階で … 全文を読む>>
森林研究・整備機構森林総合研究所 、北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場、農研機構北海道農業研究センター、京都府立大学、苫小牧工業高等専門学校らの研究グループは、ジャガイモ畑の畝の高さを指標とすることで、防風林が土壌侵食を防ぐ効果(風食防止効果)を高精細かつ簡便に可視化でき … 全文を読む>>
農研機構は、サツマイモ基腐病(以下、基腐病)に強い抵抗性を有し、食味が良く、島尻マージ土壌での栽培に適した紫かんしょ(沖縄で「紅いも」と称されるかんしょ)の新品種「ニライむらさき」(系統名:糸系2)を育成した。 「ニライむらさき」はペーストやタルト等の製品への加工適性が高く、加工 … 全文を読む>>
2024年8月28日
■はじめに わが国は肥料原料のほとんどを輸入に依存しているため、輸出国の社会情勢を背景とする価格変動の影響を受けやすい。2022年に始まる肥料価格高騰においても、肥料3要素の全原料輸入価格が約2倍に高騰した 1)。農林水産省は「みどりの食 … 全文を読む>>