提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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(農研機構)AIを利用した新しい水質センサ~畜産排水処理の省力化と浄化性能を向上~

2024年12月13日

農研機構は、AIによる画像認識を利用した新しいセンサ「AI凝集センサ」を開発。畜産の排水処理では、薬剤(凝集剤)を使って排水を凝集させ、固形分と液分に分離する重要なプロセスがある。本センサは、凝集の程度を測定できる世界初のセンサで、これにより、固液分離プロセスの自動制御が可能とな … 全文を読む>>

(国際農研)炭化物施用深度の最適化が窒素溶脱の抑制に寄与-表層施用で窒素溶脱を抑制、持続可能な農業への道筋-

2024年12月12日

国際農研は、独自開発した土壌中の窒素動態を精密観測するパイプ装置を活用することで、熱帯・島嶼研究拠点(石垣市) における炭化物の施用深度が窒素溶脱量に与える影響を明らかにした。 この研究成果を基に、環境負荷の軽減と窒素肥料使用量の削減を両立する技術開発を進め、より強靭で持続可能な … 全文を読む>>

(農研機構)水稲新品種「やわらまる」の育成とその特徴を活かした米粉即席麺の開発-湯戻し時間を短縮した新しい米粉即席麺の普及に貢献-

2024年12月 5日

農研機構は、米粉即席麺への適性を持つ新品種「やわらまる」を育成し、小林生麺(株)と共同で、米粉即席麺の課題であった湯戻し時間を、従来の製法と比較して約3分短縮する技術を開発した。この技術は、米デンプンが低温で糊化する新品種「やわらまる」の特徴を活かすことによって可能となった。現在 … 全文を読む>>

AIを活用した土壌病害発病ポテンシャルの診断技術の開発

2024年12月 3日

AIを活用した土壌病害発病ポテンシャルの診断技術の開発

はじめに  土壌伝染性の農作物の病害(土壌病害)は難防除病害であり、多くの生産現場では土壌消毒剤が画一的に使用されているケースが多い。このため、実際には必要がない圃場にも消毒剤が使用され、過剰な作業労力や農薬代などが生じている。  土壌消毒 … 全文を読む>>

製パン性に優れコムギ縞萎縮病に強い小麦新品種「せとのほほえみ」-関東から九州の広い地域への普及に期待-

2024年12月 2日

農研機構は、西日本の主要なパン用小麦品種「せときらら」より子実のタンパク質含有率が高く、製パン性に優れる小麦品種「せとのほほえみ」を育成した。 「せとのほほえみ」は、子実のタンパク質含有率が「せときらら」より高く、製パン性が優れるとともに、品質低下の原因となる穂発芽耐性も「せとき … 全文を読む>>

「蛾類の飛来を防ぐ超音波防除技術 標準作業手順書」を公開-超音波を用いた防除により殺虫剤の散布回数を削減-

2024年11月26日

農研機構は、「蛾類の飛来を防ぐ超音波防除技術 標準作業手順書」をホームページに公開。 本手順書は、農業害虫の防除の際に、殺虫剤の利用頻度が依然として高いヤガ類などの蛾類害虫を対象に、超音波を用いた防除技術の手順を解説。蛾類が逃げ出す「忌避超音波」をほ場の周囲に照射することで、農作 … 全文を読む>>

(農研機構)アカカワイノシシ由来の新しい細胞株を樹立-アフリカ豚熱ウイルスの謎に迫る新しい解析ツール-

2024年11月21日

アカカワイノシシは、現在世界の養豚業で問題になっているアフリカ豚熱ウイルスに感染しても発症しないという特徴がある。 農研機構は、横浜市立よこはま動物園の協力を受けて、アフリカ豚熱ウイルスに感染していないアカカワイノシシの血液から免疫細胞の一種であるマクロファージを単離し、長期間増 … 全文を読む>>

(農研機構)ジャパニーズウイスキー向けオオムギ新品種「こはく雪」-栽培性と麦芽品質に優れた積雪地向け二条オオムギ-

2024年11月20日

農研機構は、雪の多い北陸地域などで栽培可能なウイスキー用の二条オオムギ新品種「こはく雪」を開発。 ジャパニーズウイスキーが世界的に評価され、輸出が拡大している。各地にクラフトウイスキーメーカーが設立され、特徴のあるウイスキーづくりのために、国産オオムギ、特に地元で生産されたオオム … 全文を読む>>

(名古屋大学ほか)白イチゴの糖度を可視・近赤外光で"見える化" ~果皮の色によらない選別と熟度判定の技術確立に寄与~

2024年11月20日

名古屋大学、農研機構の研究グループは、①可視-近赤外分光法および近赤外分光法により、成熟しても果皮の白いイチゴ(白イチゴ)の糖度を良好な精度で推定することを可能にした。白イチゴの可視-近赤外領域のスペクトルでは、赤いイチゴと同様に、アントシアニンとクロロフィルに由来する吸収が観察 … 全文を読む>>

(北海道大学ほか)外来DNAを用いないゲノム編集にダイズで初めて成功~ダイズの迅速かつ的確な品種改良への貢献に期待~

2024年11月19日

北海道大学、株式会社カネカ、京都大学、農研機構らの研究グループは、iPB-RNP法を利用することで、外来DNAを導入しないダイズのゲノム編集に世界で初めて成功した。 本研究では、ダイズの複数品種を対象に外来DNAを導入することなく、胚軸の生長点にガイドRNAとCas9タンパク質の … 全文を読む>>

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