農研機構は、様々な分野・用途へのシルクの利用拡大を目指し、新しい機能をもったシルク素材の開発研究に取り組んでおり、このたび、遺伝子組換えカイコを用いて、機能分子を簡単につなげられる「結合の手」をもつシルクの実用化に向けた生産技術を確立した。 「結合の手」はアジド基という原子団(官 … 全文を読む>>
提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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農研機構は、様々な分野・用途へのシルクの利用拡大を目指し、新しい機能をもったシルク素材の開発研究に取り組んでおり、このたび、遺伝子組換えカイコを用いて、機能分子を簡単につなげられる「結合の手」をもつシルクの実用化に向けた生産技術を確立した。 「結合の手」はアジド基という原子団(官 … 全文を読む>>
「ベニアズマ」は、青果用だけでなく、菓子加工用として広く利用され、主に関東地方で生産されてきたが、「べにはるか」の人気に押されて作付面積が減少、市場からは、「ベニアズマ」の数量確保が難しくなってきているとの声があがってきている。 そこで農研機構は、「ベニアズマ」の生産上の欠点であ … 全文を読む>>
農研機構と龍谷大学は共同で、カキの品種改良では、近親交配が収量性に関わる様々な形質に影響して、収量性低下を招くことを新たに見出した。 本成果は、近親交配が進むことによって、果実重や樹勢といった果樹の収量性に関わる重要な形質に悪影響が出ることを、ゲノム情報を基に近親交配の程度を推定 … 全文を読む>>
2022年11月 9日
農研機構は「ミナミノカオリ」より穂発芽耐性が優れ、製パン性がカナダ産の輸入小麦銘柄1CW並みに優れる「はる風ふわり」を育成した。「はる風ふわり」は西日本地域で栽培されている主要なパン用小麦品種「ミナミノカオリ」より穂発芽耐性が優れ、収穫物の品質低下のリスクが下がるとともに、製パン … 全文を読む>>
農研機構は、ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギ(本ゲノム編集コムギ)の野外栽培実験を、令和4年11月から開始する。 コムギは、収穫期に雨にあたると穂についた状態で発芽(穂発芽)する。穂発芽したコムギは品質が悪く商品価値が下がり、経済的に … 全文を読む>>
2022年10月28日
農研機構は(株)メムス・コア、京都府農林水産技術センターと共同で、蛾類の嫌がる超音波を用いた害虫防除法を確立した。 夜に活動するヤガ(夜蛾)類を含む多くの蛾類は、天敵であるコウモリに食べられないよう、コウモリの発する超音波から逃げ出す。本成果はこの行動習性を利用したもので、超音波 … 全文を読む>>
2022年10月27日
農研機構は、「土壌中クロピラリドが野菜・花きの初期生育に及ぼす影響・データ集(第2版)」をホームページに掲載。 第2版では、以下の箇所について、変更をおこなっている。 第1章 クロピラリドにより農作物で現れる主な症状を追加 第2章 野菜編に17品目の画像集を追加 第3章 花き編に … 全文を読む>>
農研機構は、「飼料及び堆肥に残留する除草剤(クロピラリド)の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル(第3版)および解説集」をホームページに掲載。本書は4つの内容(生物検定法、残留分析法、堆肥利用者のための対策マニュアル、堆肥生産者のための対策マニュアル)で構成されている。また、クロピ … 全文を読む>>
ワクモはニワトリを吸血することにより、鶏卵生産量の減少などの被害をもたらすダニの一種である。ワクモ駆除には、市販殺虫剤を多用しているが、これら殺虫剤に対する抵抗性発達が大きな問題となっている。動物の血液を吸う害虫の多くは共生細菌を体内に持ち、この共生細菌を失うと生存できなくなる。 … 全文を読む>>
国際農林水産業研究センター(国際農研)とブルキナファソ国環境農業研究所(INERA)およびジョセフ・キゼルボ大学の共同研究グループは、現地で容易に入手できる作物残渣(ソルガムの茎など)に未利用資源であるブルキナファソ産低品位リン鉱石とリン酸塩可溶化微生物を豊富に含む根圏土壌を添加 … 全文を読む>>