国際農研と農研機構は、トウモロコシの根から産生される生物的硝化抑制(BNI)の鍵となる親水性BNI物質「MBOA」の同定に成功した。 近代農業では、工業生産されたアンモニア態窒素肥料が農地に多量に投入され、土壌微生物(硝化菌)による硝化によって硝酸態窒素へと変換されることで、水質 … 全文を読む>>
提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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国際農研と農研機構は、トウモロコシの根から産生される生物的硝化抑制(BNI)の鍵となる親水性BNI物質「MBOA」の同定に成功した。 近代農業では、工業生産されたアンモニア態窒素肥料が農地に多量に投入され、土壌微生物(硝化菌)による硝化によって硝酸態窒素へと変換されることで、水質 … 全文を読む>>
2023年6月12日
生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供している。得られた研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施しており、今回は、リンゴの高密植栽培に必要なフェザー苗の育成期間を2年から1年に短縮した成果を紹介している。 ●リンゴの高密植 … 全文を読む>>
名古屋大学大学院生命農学研究科らの研究グループは、大阪大学大学院工学研究科、農研機構との共同研究で、ダイズの二次通気組織におけるトリテルペノイドの生物学的、生理学的機能を新たに発見した。 ダイズは、土壌中の水分が過剰になると適応するため、二次通気組織注と呼ばれるスポンジ状の組織を … 全文を読む>>
2023年5月31日
中山間地や傾斜地など地形が複雑な場合、農地の立地によって1日の最低気温は1kmメッシュごとに提供される気象データの値より10℃近く低くなることがある。農研機構は、夜間の放射冷却に伴って発生する冷気流の動きを考慮し、5mメッシュで日最低気温を推定できる手法を開発した。本成果は、傾斜 … 全文を読む>>
2023年5月30日
農林水産省は、令和3年度に、みどり戦略で掲げた各目標の達成に貢献し、現場への普及が期待される技術について、「みどりの食料システム戦略技術カタログ(Ver.1.0)」として取りまとめ、令和4年には、令和12年(2030年)までに利用可能な技術を追加したVer.2.0を公開した。 今 … 全文を読む>>
農研機構は、優れた日持ち性とその美しさにより全国への普及が進んでいる良日持ち性ダリアエターニティシリーズに、美しい複色花色や落弁しにくいなどの新たな特性でバリエーションを拡大した「エターニティピーチ」、「エターニティシャイン」の2品種を育成、このたび種苗生産のための原種苗予約を開 … 全文を読む>>
2023年5月18日
農研機構は、千葉大学および東京工業大学と共同で、大気圧プラズマの短時間照射により、ゲノム編集に必要な酵素を植物細胞に導入する新しい技術を開発した。これまでの一般的なゲノム編集技術では外来DNAの導入が必要であったが、本技術では外来DNAの除去が不要となるため、より簡便でかつさまざ … 全文を読む>>
2023年5月12日
岡山大学、農研機構果樹茶業研究部門、愛媛県農林水産研究所、(株)ファスマックらの研究グループは、真核生物のゲノム中に存在するレトロトランスポゾン配列を解析することで、カンキツの品種を正確かつ簡便に識別可能なDNAマーカーを開発。さらに核酸クロマト紙を用いたDNA検出法を導入するこ … 全文を読む>>
農研機構は、米の生産現場において、ドローンにより広範囲の上空から得たNDVI(以下、上空NDVI)を数か所の地上で得たNDVI(以下、地上NDVI)で補正することで、広範囲の全てのほ場について、地上NDVIを取得する場合に比べて簡易で、かつ、上空NDVIのみを利用する場合に比べて … 全文を読む>>
農研機構は(株)北海コーキと共同で、トラクタなどによって牽引することで暗渠管とモミガラなどの疎水材を敷設・配置して暗渠を整備できる、暗渠敷設機「カットドレーナー」を開発。このたび、本格販売されることとなった。 本機の特徴は、V字刃による土塊の切断・持上げ・破砕により、約80cmま … 全文を読む>>