(農研機構)日本のキュウリのゲノム配列を初めて高精度で解読-DNAマーカーによる品種育成を加速化-
2025年04月09日
農研機構は、DNAマーカーを用いたキュウリの効率的な品種育成を進めるため、近代の日本のキュウリ品種の元祖ともいうべき重要な品種である「ときわ」のゲノムを高精度に解読した。
キュウリのゲノムの解読は難しいとされてきたが、ロングリードシーケンス技術を用いて、高精度の解読に成功。「ときわ」は我が国のキュウリ品種育成の素材として広く利用されてきたが、本成果によりDNAマーカーの開発が進み、キュウリの耐病性品種や耐暑性品種など、ゲノム情報に基づいた品種育成の迅速化への貢献が期待される。
詳細はこちらから