(農研機構)地域に蓄積された栽培データを活用し収量変動要因を解析-丹波黒大豆の収量安定化に向けた新たな水管理指針を提供-
2025年04月03日
農研機構は、丹波黒大豆を栽培する丹波篠山市の生産者ほ場で16年間にわたり蓄積された栽培データをもとに、黒大豆の収量変動要因を解析した。この解析には、農研機構が開発した「大豆灌水支援システム」と、新たに構築した収量推定モデルをツールとして活用。その結果、10月上旬の土壌水分管理が収量向上と安定化に寄与する可能性があることを示した。
本知見により、新たな水管理指針の基礎として応用が期待され、さらに、他の大豆産地でも地域に蓄積された栽培データと「大豆灌水支援システム」を組み合わせることで、地域特性に応じた栽培管理の最適化を実現する可能性を示している。
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