(農研機構)アカカワイノシシ由来の新しい細胞株を樹立-アフリカ豚熱ウイルスの謎に迫る新しい解析ツール-
2024年11月21日
アカカワイノシシは、現在世界の養豚業で問題になっているアフリカ豚熱ウイルスに感染しても発症しないという特徴がある。
農研機構は、横浜市立よこはま動物園の協力を受けて、アフリカ豚熱ウイルスに感染していないアカカワイノシシの血液から免疫細胞の一種であるマクロファージを単離し、長期間増え続ける細胞株を樹立した。この細胞株は、未だ多くの謎に包まれているアフリカ豚熱ウイルスの病原性の解明に利用できるだけでなく、アフリカ豚熱に対するワクチンの開発にも役立つと期待される。
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