(農研機構)食味に優れ栽培しやすいコンパクトな樹姿(カラムナー性)のリンゴ新品種「紅つるぎ」を育成~栽培の省力化、スマート農機の導入による作業効率化を促進~
2024年06月13日
農研機構は、枝が横に広がらずコンパクトな円筒型の樹姿となるカラムナー性を持ち、糖度が高く既存の主要品種並みに食味が優れる中生のリンゴ新品種「紅つるぎ」(系統名:盛岡74号)を約30年をかけて育成した。
既存の品種と異なるコンパクトな樹姿は、リンゴ栽培の省力化や高密植化を容易にするだけでなく、自動収穫機など今後開発が進展するスマート農機にも高い適性が見込まれる。リンゴ栽培の効率化を加速すると考えられ、生産基盤が縮小傾向にあるわが国のリンゴ生産を革新する品種として期待される。
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