(農研機構)農産物茎葉の新たな活用法を創出する常温酸処理GrAASプロセスの開発-農業を低・脱炭素産業につなぐ新たな技術ー
2024年01月31日
稲わらなどの農作物茎葉は腐敗・変質しやすいため、長期的な炭素貯留を想定した低・脱炭素産業への利用が課題であった。農研機構は、常温で酸処理することにより茎葉の繊維を解きほぐしやすくする新技術GrAASプロセスを開発し、埼玉大学、東京大学と共同でこの現象を詳細に解析した。
本手法の利用により、茎葉を繊維・構造資材として利用しやすくするだけでなく、繊維の糖化性が向上し、バイオ燃料等などへの変換利用が可能となり、本技術によって、農業から低・脱炭素産業を創出できるものと期待される。
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