(農研機構)令和4年度 ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギの栽培実験について
2022年11月08日
農研機構は、ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギ(本ゲノム編集コムギ)の野外栽培実験を、令和4年11月から開始する。
コムギは、収穫期に雨にあたると穂についた状態で発芽(穂発芽)する。穂発芽したコムギは品質が悪く商品価値が下がり、経済的にも大きな損害をもたらすため、コムギの収穫期が梅雨と重なるわが国では穂発芽しにくい品種の開発が求められている。本ゲノム編集コムギは、農研機構と岡山大学の共同研究により作出したもので、種子の発芽に関わる遺伝子(種子休眠性遺伝子)の改変によって穂発芽耐性を向上させ、穂発芽被害の低減に貢献することが期待される。
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