(農研機構)超音波でヤガ類の飛来を防ぐ手法を確立-コウモリの超音波から逃げる習性をヒントに-
2022年10月28日
農研機構は(株)メムス・コア、京都府農林水産技術センターと共同で、蛾類の嫌がる超音波を用いた害虫防除法を確立した。
夜に活動するヤガ(夜蛾)類を含む多くの蛾類は、天敵であるコウモリに食べられないよう、コウモリの発する超音波から逃げ出す。本成果はこの行動習性を利用したもので、超音波をほ場周囲に広く照射することで、ヤガ類が産卵のために農作物に飛来することを未然に防ぎ、農作物を食害するヤガ類の幼虫に対して施用する殺虫剤の散布回数を大幅に削減できる。
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