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(山形大学ほか)トマトの病原菌の感染指標となる植物体内成分の非破壊検出に成功 ~ハイドロゲルを用いたヒトの汗成分の検出技術を植物に応用~

2022年09月20日

山形大学と農研機構は、病原菌(青枯病菌)感染時にトマトの葉の中に生成される抗酸化物質(抗菌物質)を、葉に貼った寒天ハイドロゲルに染み出させ、UV光の照射により非破壊で蛍光検出することに成功した。
従来のELISAやPCR等による病害診断は、発病後に葉や茎、根などを採集し、粉砕するなどの煩雑な前処理が必要であるが、本手法は、発病前に植物体を採集・粉砕することなく、非破壊的に病原菌の感染を検出できる可能性がある。本手法を基盤として、発病前に病原菌の感染を検出する新規病害診断技術の開発・実用化を目指すこととしている。


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