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(農研機構)圃場ごとの土壌病害の発生しやすさをAIで診断できるアプリを開発

2022年07月27日

農研機構と(株)システム計画研究所/ISPは、野菜生産で問題となる10種の土壌病害を対象に、圃場ごとの発生しやすさをAIで診断できるアプリ「HeSo+(ヘソプラス)」を開発した。(13の公設試験研究機関、1大学および民間企業2社との共同研究の成果となる)


圃場での実証試験では、対象病害(アブラナ科野菜根こぶ病、ネギ黒腐菌核病、バーティシリウム病害、卵菌類病害、青枯病)ごとのAIの正確度(発病ポテンシャルのレべルに応じた対策を行い、防除が成功した割合)は、73.6~86.5%の範囲で実用可能な水準であることが確認された。
「HeSo+」は2022年4月に農家、企業、技術普及・試験研究機関向けに販売が開始され、化学農薬低減等を通じて「みどりの食料システム戦略」の実現に貢献する技術としても期待される。


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