(農研機構)日本最西端の島で新規の節足動物媒介(アルボ)ウイルスを発見-継続的な監視活動により、未知ウイルスの国内への侵入を検出-
2020年11月17日
蚊やマダニ、ヌカカ等の節足動物によって媒介されるアルボウイルスは、ヒトや家畜に病気を起こすものがあることから、国内侵入の早期発見が感染拡大防止に重要である。農研機構と沖縄県は、八重山諸島へのアルボウイルスの侵入を25年以上にわたり監視してきた結果、これまで知られていなかった新規の「ヨナグニオルビウイルス」を牛から発見することに成功し、そのゲノム構造を世界に先駆けて明らかにした。
今後も多様なアルボウイルスの侵入が危惧されることから、監視の強化や国内新規ウイルスの検出法の開発を積極的に行っていくこととしている。
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