(農研機構) 藁と畜糞燃焼灰が互いをアップグレード-農畜資源を混ぜ置くだけで利用しやすく、資源価値が向上-
2020年11月16日
農研機構は、藁などの植物茎葉と畜糞燃焼灰に水を加えて混ぜて置くだけで、両者を資源として利用しやすくする「RURAL(ルーラル)プロセス」を開発した。
この方法で処理をした藁などの繊維からは、ブドウ糖や生分解性プラスチックの原料となる乳酸などを容易に製造でき、また強アルカリ性の畜糞燃焼灰はアルカリ度が下がることで肥料用リン原料として利用しやすくなる。この技術は、日本型の地域バイオエコノミーの実現に道を拓くとともに、地域食料供給体制の強靱化にも貢献するものと期待される。
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