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(東京農工大学ほか)カーネーションの花にもカロテノイドの存在を発見~今までにない鮮やかな黄色のカーネーションの品種開発が期待~

2020年09月18日

東京農工大学では、Barberet & Blanc, S.A. およびジャパンアグリバイオ(株)が育成したカーネーション品種の花色の研究を行ってきた。その中で、これまでにないカロテノイドを合成している"クラブ"という黄色品種を発見し、農研機構とともにカロテノイド色素解析と電子顕微鏡観察、千葉大学と岩手生物工学研究センターとともにその合成酵素遺伝子解析、国立医薬品食品衛生研究所とともにその他の色素化合物解析を行った結果、新たにカロテノイドを作るカーネーションの品種があることを発見した。
この成果を活用することにより、これまでにないバラやキクの黄色、トマトやニンジンの橙色のような新しい花色を持つカーネーションのバラエティーが広がることが期待される。


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