米麺に適した多収の高アミロース水稲新品種「亜細亜のかおり」
2018年09月11日
農研機構は、米麺に適した高アミロース含有率の水稲新品種「亜細亜(「あじあ)のかおり」を育成した。
現在、国内で製造された米麺が関東のエスニック料理チェーン店などで人気を博しているが、米麺の原料に適した「越のかおり」は、「コシヒカリ」と収穫時期が重なること、収量が「コシヒカリ」よりもやや劣ることが問題であった。「亜細亜のかおり」は、「越のかおり」に比べて20%程度多収で、「越のかおり」と同等の米麺が製造できる。また、「コシヒカリ」よりも2週間以上晩生となるため、作期分散が可能。栽培適地は北陸から関東、東海以西で、当初は新潟県を中心に普及が進められる予定になっている。
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