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西日本向けの多収・良食味水稲新品種「恋初めし」

2018年09月10日

農研機構は、西日本向けの多収・良食味水稲新品種「恋初(そ)めし」を育成した。
西日本で多く栽培されている「きぬむすめ」と比較すると、育成地 (広島県福山市) では出穂期は3日ほど、成熟期は5日ほど遅く、"やや晩生"。収量は「きぬむすめ」より2割程度多収で、西日本を中心とした地域で実施した奨励品種決定調査では、それぞれの地域の対照品種より平均で13%ほど多収となっている。玄米千粒重は、「きぬむすめ」より3gほど重く、24g程度。食味は、「きぬむすめ」に近い良食味。穂いもちと縞葉枯病に強く、栽培適地は、西日本を中心とした地域となっている。多収性を活かし、業務用としての利用が期待される。


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