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アサガオのゲノム編集に世界で初めて成功 -850年かかった紫花から白花の変異体作出を1年で達成-

2017年09月05日

筑波大学、農研機構生物機能利用研究部門は、ゲノム編集技術の一つであるCRISPR/Cas9を用いてアサガオのゲノム編集に世界で初めて成功した。
この研究では、アントシアニンという色素を蓄積することにより花や茎が紫色となるアサガオ品種ムラサキに対して、アントシアニンを合成する酵素の遺伝子にゲノム編集を行った。ゲノム編集には、ゲノム編集技術の一つであるCRISPR/Cas9を用いた。その結果、花が白色、茎が緑色へと変化したアサガオを得ることに成功した。
この成果は、ゲノム編集技術がアサガオなどの花きの遺伝子機能の解析や新品種作出技術として有効であることを示すものとなる。


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