高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)国内発生株の遺伝学的特徴
2016年12月14日
-ゲノムから推定するウイルスの由来と病原性-
農研機構動物衛生研究部門は、2016年11月に青森県及び新潟県で発生した高病原性鳥インフルエンザの原因ウイルスの全ゲノム配列を解読した。
ゲノム配列から、国内の野鳥由来のH5N6亜型ウイルスと同一の由来であると推定された。これらのウイルスは中国で分離されたH5N6亜型ウイルスとその他の鳥インフルエンザウイルスとの遺伝子再集合ウイルスであることがわかった。このウイルスが直接、人に感染する可能性は低いと推定された。
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