イネへの感染の鍵となるいもち病菌の遺伝子を新たに発見 -その働きを抑えればいもち病の防除が可能に-
2016年11月11日
農研機構、岩手生物工学研究センター、東京大学生物生産工学研究センターは、イネの重要病害「いもち病」を引き起こすカビ、「いもち病菌」から、感染の鍵となる遺伝子「RBF1」を発見した。
いもち病菌はイネの細胞に侵入する際、RBF1が作るタンパク質を分泌することで特殊な構造体を作り、イネの防御反応を抑制することがわかった。RBF1遺伝子の働きを阻害する物質が見つかれば、新たないもち病防除方法の開発につながることが期待される。
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