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湿害軽減に有効な飼料用トウモロコシの耕うん同時畝立ては種技術 -水田における飼料用トウモロコシの増収が可能に-

2015年09月15日

農研機構は、水田等の排水不良ほ場における飼料用トウモロコシの湿害軽減技術として、耕うん同時畝立ては種技術が有効であることを明らかにした。

耕うん同時畝立ては種は、アップカットロータリと2条用の施肥は種機を組み合わせては種を行う。畝高さ10cm前後、は種深度3~5cmで飼料用トウモロコシを畝立ては種することにより、排水不良ほ場での湿害が軽減されることを明らかにした。ほ場が過湿となるほど湿害軽減効果は顕著になる。
都府県では一般に飼料用トウモロコシは冬作飼料作物(イタリアンライグラスやライムギ)と組み合わせた二毛作条件で栽培される。この条件では、耕うんを行う慣行法と比較しては種に要する作業時間を約3割削減でき、は種作業の省力化にも有効なことを明らかにした。


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