西日本に適した米粉パン専用水稲新品種「こなだもん」を開発 -ふくらみの良い米粉パンができます-
2015年04月07日
米粉パン専用水稲新品種「こなだもん」は、通常の食用(米飯用)の品種より粒径の小さい米粉に製粉できる。また、製粉時のでんぷんの損傷の割合が少ない特長がある。このため、ふくらみが良く、型くずれしにくい米粉パンを製造することができる。
出穂期や収穫時期など主要な栽培特性は西日本の広い地域で多く栽培されている品種の「ヒノヒカリ」に近く、収量も「ヒノヒカリ」とほぼ同じ。このため高標高地をのぞく西日本の広い範囲での栽培に適する。
平成27年度から段階的に生産を拡大し、新商品の開発とともに取扱量を500t以上にまで増やす予定で、将来的には100ha以上の作付けが見込まれる。
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