黒斑病・黒星病複合抵抗性のニホンナシ新品種「ほしあかり」
2014年12月15日
-減農薬栽培が期待出来る品種を育成-
ニホンナシの重要病害は黒斑病と黒星病であり、黒斑病に強い品種は多くあるものの、黒星病については全ての主要品種が罹病性となっている。
そこで果樹研究所は、黒斑病・黒星病複合抵抗性の良食味ニホンナシ新品種「ほしあかり」を育成した。
「ほしあかり」の成熟時期は「幸水」と「豊水」の間。「幸水」と同程度の果実の大きさであり、果肉が軟らかく、糖度は「幸水」、「豊水」と同程度で甘く、酸味は「幸水」なみで少なく、食味は良好。全国のニホンナシ栽培地帯で栽培可能で、減農薬栽培が期待できる品種として普及が期待される。
詳細はこちらから