良食味で結実性が良好なカキ新品種「太豊」
2014年11月06日
農研機構は、良食味で、種なし果の生産が可能な晩生の完全甘ガキ新品種「太豊(たいほう)」を育成した。
「太豊」の果実は「富有」並みかそれ以上に大きく、「富有」とほぼ同時期の11月中下旬頃収穫できる。果肉は柔軟多汁で、サクサクとした食感が特徴。雌花が多いうえ、受粉樹を周囲に混植しなくても早期落果が少なく、後期落果もしないため、種なし果の安定生産が可能。また、夏秋期の気温が高い地域に適応し、「富有」の栽培地域で栽培が可能となっている。
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