トビイロウンカに幅広い抵抗性を有するイネの作出に弾み -トビイロウンカを餓死させる遺伝子の特定に成功-
2014年10月31日
(独)農業生物資源研究所、九州大学及び名古屋大学は、栽培イネのトビイロウンカに対する抵抗性遺伝子BPH26を世界で初めて特定し、DNAマーカーを開発した。BPH26とともに存在すると、トビイロウンカに幅広い抵抗性を発揮する遺伝子BPH25のDNAマーカーも、今後2、3年の間に開発する見込み。この二つの遺伝子のDNAマーカーを利用することにより、日本に飛来するトビイロウンカに抵抗性を発揮する国内水稲品種の作出を飛躍的に短縮できる。
詳細はこちらから