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(宮城県 農業・園芸総合研究所)リンゴ'ふじ'の夏季摘心が花芽形成に及ぼす影響

2013年11月14日

省力的で低樹高が実現できる樹形として様々な樹種でジョイント仕立てが検討されているが、側枝肥大を抑え、側枝を長期間使うためには、葉枚数を減ずることが肝要であり、そのためには夏季摘心が有効である。
2010年にジョイントを行った'ふじ'/M.9(マルバ付き、10年生)を用いて、夏季摘心が、摘心後再伸長により形成された花芽(以下、疑似果枝)の果枝長、着果した果台の長さ(以下、果台長)及び果実品質に及ぼす影響について調査したところ、夏季摘心後の伸長量が大きい枝に着生した花芽ほど翌年の開花時に果台が大きく伸長し、結実した果実は青み果が発生する可能性が高くなることが明らかになった。


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