イネの病害抵抗性の仕組みを解明 -安定して病気に強いイネの開発へ前進-
2013年06月17日
(独)農業生物資源研究所は、イネの重要病害である「いもち病」に高い抵抗性を発揮する遺伝子「Pb1」が、抵抗性発現に果たす役割を解明した。Pb1タンパク質は、病害抵抗性を高めることが知られる「WRKY45」タンパク質と結合し、その分解を抑えていたが、Pb1遺伝子の機能を強化することで、「高い病害抵抗性を安定的に発揮するイネ」の開発が可能となり、低環境負荷の無農薬栽培が実現できると期待される。
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