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トビイロウンカの遺伝地図の作製に成功

2013年03月06日

- イネ害虫で世界初、イネへの被害拡大をもたらす原因遺伝子の特定が加速化 -


(独)農業生物資源研究所は、九州大学、(独)農業・食品産業技術総合研究機構と共同で、イネの主要な害虫である「トビイロウンカ」の遺伝子の目印となる518個のDNAマーカーを開発し、これらDNAマーカーの染色体上の位置を明らかにすることで、遺伝地図を作製した。今回の成果により、農業害虫であるウンカ類の殺虫剤抵抗性に関わる遺伝子や、ウンカ類抵抗性を持つイネ品種の抵抗性を打ち破る働きを持つ遺伝子の特定が加速化されると期待される。また、害虫への効果が持続する殺虫剤の開発や、害虫抵抗性を持つ品種の作出が期待される。


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